新たな富士見市民温水プールの建設計画問題で、大津市が周辺住民との約束を反故にし、「再度の説明会は開かない。ご意見については、個別に対応する」としていたことが分かった。周辺住民は「対応が不誠実だ」と不信感を募らせている。

現在稼働中の富士見地区の温水プールは施設整備課が所管し、いわゆる迷惑料で運営されている。一方、新しい温水プールの建設については、市民スポーツ・国体推進課が所管し、今年10ー11月には住民へ説明文書を配布し、「説明会を開く」としていた。

ところが12月には施設整備課が、「新富士見市民温水プール整備事業の説明について」と題した文書を出し、「再度の説明会は開かない。ご意見については、個別に対応させていただきます」と一転させた。

「焼却施設の余熱利用をしないのなら、ここにプールを建設する必要があるのか?」「当初の説明と違う」「一般市民がもっと利用しやすい場所に建設したほうがよいのでは?」ーー。周辺住民の疑問や不満は膨らみ続けている。

↓2016年10月・自治会宛の組回覧/「富士見市民温水プール移転整備事業」に関する地元説明会開催の組回覧」について/市民スポーツ課発信

2016年11月・富士見市民温水プール移転整備事業に関する地元説明会/市民スポーツ課

 

2016年12月・自治会宛の全戸配布/新富士見市民温水プール整備事業の説明について/施設整備課発信