大津市の施設整備課が、市長の定例記者会見で配布した「広報資料」を弊編集部へ提供しなかった問題で、情報公開制度を使った開示請求があると、わずか3日(土日除く)で決定通知書を出した。異例の早い決裁で、全面開示された。市民に向けて発信する市長会見の「広報資料」の提供を拒否しておきながら、情報公開請求には応じて直ちに全面開示するというちぐはぐな対応をしている。

1月19日の市政記者会見の直後、弊紙編集部が施設整備課へ、「広報資料」を求めた際、施設整備課の職員は、「広報資料」を提供することを拒否し、情報公開請求を求めた。

理由としては、「早く出してしまうと議員の反発を招く」というものであった。しかし、翌20日には各社が、この広報資料を基に報道している。

↓施設整備課が要求した「広報資料」の情報公開請求の決定通知書

↓大津市広報資料・施設整備課