伊香立支所の東清克支所長と職員が1月10日、勤務時間中に伊香立学区自治連合会の新年会の手伝いをしていたことが、電話による問い合わせなどから明らかになった。大津WEB新報の事実確認に対し、東支所長は、新年会の手伝いは「公務」で、その後の宴会自体には「個人負担」で参加したという。昨年秋には、大津市の伊藤康行副市長や市職員らが、伊香立学区の自治会負担でコンパニオン接待を受けていたことが、各紙で報道されて批判が高まっていたばかりだった。

勤務中に宴会の手伝いへ

伊香立支所長と職員2人は1月10日、夕方の勤務時間内に伊香立学区自治連合会の新年会に向かい不在となった。大津WEB新報の問い合わせに対し、支所に残った支所の職員は「支所長は16時40分ごろ、ここを出て、新年会の手伝いに行っている。休みをとって行ったのかもしれない。よくわからない」と話していた。支所の職員の勤務時間は午後5時25分まで。

翌日、支所を所管している自治協働課の田中鉄也課長は「支所長から公務で手伝いに行ったと聞いている。その後の宴会に参加したかどうかまで聞いていない」と釈明。人事課も「自治協働課が公務と言っているので、公務なのだろう」と説明した。