大津市からごみ処理施設の立地自治会に支払っている多額の迷惑料のうち、市から8600万円の補助金を支出し、大規模な自治会館を建設していたことを、中日新聞が2017年8月22日付で報じた。「立派すぎる?」と指摘されたのは、伊香立学区にある北在地自治会館。建設をめぐっては、当時の自治会長の関係する業者が、自治会が手配した随意契約で受注していたことも明らかにしている。

中日新聞の記事によると、大津市は、40世帯の地元自治会に、北在地自治会館建設費の8600万円の補助金を支出。他地域の自治会館建設では、大津市から支出されるのは、600万円の補助金が上限。自治会館の造成工事は、当時の自治会長が役員を務める業者が随意契約で受注したとしている。報道では、施設整備課の「(8600万円の)支払先は、自治会であり、市は発注先の業者まで関与していない」とするコメントを紹介し、一部自治会に対する大津市の異常な厚遇ぶりを問題提起している。

↓2017年8月22日中日新聞/自治会館立派すぎる?/延床面積と補助金突出/工事は元会長役員の業者

http://www.chunichi.co.jp/article/shiga/20170822/CK2017082202000006.html