2003年3月、大津市に「報償金訴訟」を起こした加藤英子さんたちが中心になり、しが自治会オンブズパーソンを立ち上げた。顧問は、京都・市民・ オンブズパーソン委員会代表の折田泰宏弁護士。その第2回総会に、大津市の自治会問題の取材を経験した毎日新聞の日野行介記者(当時は福井支局)が「寄稿文」を寄せていた。

日野記者は、「健全なるコミュニティーを目指して」という寄稿文の中で「加藤さんらが不正な迷惑料の実態を暴き、20年、30年の長期にわたって、自治連合会長の 職 にとどまる『旨み』を証明した」、「数限りなく、腐敗臭すら漂う」と大津市の異常さを指摘した。12年前、日野記者が寄稿文で指摘した大津市と自治会の問題は、全く変わっていない。

(注釈)「しが自治会オンブズパーソン」は現在、解散している。

2003年3月9日「しが自治会オンブズパーソン」/毎日新聞の日野記者寄稿文①

2003年3月9日「しが自治会オンブズパーソン」/毎日新聞の日野記者寄稿文②

2003年3月9日しが自治会オンブズパーソン/毎日新聞の日野記者寄稿文①_012003年3月9日しが自治会オンブズパーソン/毎日新聞の日野記者寄稿文②_01