香の里史料館が、大津市からの迷惑料の補助金を、米原市多和田にある体験型観光農園におけるバイキング形式の食事代にも使っていたことが、情報公開請求の資料により明らかになった。入園料も込みで支払った金額は合計約10万円にのぼる。

開示された資料によると、研修名目で訪れたのは「ローザンベリー多和田」。2014年9月の下見で7人、10月の本番で41人が利用。下見ではバイキング形式の食事1人当たり1,750円、本番では入園料も込みで1人当たり2,100円、合計98,350円をそれぞれ現金で支払っている。

この観光農園のHPによると、ブルベリー畑やぶどう園などがあるほか、木の実のクラフト、みつろうキャンドル作り、石窯ピザ焼きなどの体験ができる。レストランは「野菜を中心とした旬の食材をふんだんに使用し、”美容と健康”がテーマの身体思いのバイキングレストラン。 人気の手作りスイーツも」と書かれている。

ローザンベリー多和田HP(食べる/バイキング)

↓2014年9月25日の研修下見では、7人がバイキングでランチ

香の里史料館/研修下見費(バイキング、入館料の領収書など)

↓2014年10月26日(翌月)の研修では、41人がバイキングでランチ

香の里史料館/研修費(バイキング代)