地区環境整備事業補助金の「1.5億円違法」の住民監査請求のヒアリングが2016年1月7日、大津市監査委員事務局で行われました。4人の監査委員の前で、加藤英子さんと代理人の折田泰宏弁護士が意見を述べています。

大津WEB新報は、当日の映像を3本にまとめました。3本目は、代理人の折田弁護士の「説明と、加藤英子さんの「税金は公平に使ってほしい」という訴えをまとめたダイジェスト版(約6分)です。ぜひご覧ください。

折田弁護士の説明

「用途を定めないままお金を出すのは、明らかに違法」

「何に使われるのかわからないので、公益性の判断ができない。透明性がない」

「『覚書』、『環境整備事業交付基準』、『補助制度適正化基本方針』に違反している」

「監査委員の先生方には、補助制度適正化の7つの視点でご検討いただきたい」

「補助金の返還と支出しないことを勧告していただきたい」

 

加藤さんの訴え

「税金をみんな平等に使ってほしい。そういう仕事をするのが市会議員だと思う。市会議­員は何をやっているのか」

「(過去)山田市長と約束したことがある。山田市長が『補助金の透明性を高めたい。こ­れからは そういうことがないようにする』と言っておきながら 平成27年の監査委員の報告でこれ(問題)が出ている」

「要求されたら最大のものを出しているように思う。もっと節度のある補助金事業である­べきだ、と監査委員が言っている。同じもの(問題)を私たちが(監査請求で)出したと­いうことですよ。前より輪をかけて悪くなっているということです」

「市会議員の人たちは、もっと地域の中に入って見て下さい。票ばかり集めるのが仕事で­はない。公平に税金を使ってほしい。私の言いたいこと はそれだけです。(折田)先生と一緒に来たのは先生の言っていることはまともでその通­りです。どういう結論が出るかわかりませんが、よろしくお願いしま す」

「お互い、いい市政にしていかないとね」