伊香立学区自治連合会が運営している香の里史料館には、大津市から年間500万円の運営事業補助金が支出されている。このうち約12万円が、地元の夏祭りや文化祭の飲食関係に流用されていることが、情報公開請求の資料で明らかになった。

補助金のルールに照らすと、不適切な使い方との批判は避けられない。大津市は自治連合会に対して多額の補助金を支出していながら、チェックが甘いことはこれまでも再三指摘されている。

開示された収支一覧や領収書またはレシートの中を見ると、補助金で学生の夕食代やアルバイト代、もちつき謝礼などが夏祭りの事業費として支払われている。

大津市内の他学区では、地元住民の会費で、文化祭や夏祭りの事業を行っている。大津市の補助制度適正化基本方針の「公益性」や「公平性」が問われる。

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