大津市より年間500万円の運営補助金を受け取っている伊香立学区自治連合会の香の里史料館が、さまざまな「花畑作業」を伊香立公園管理委員会へ委託していたことが情報公開請求の資料より明らかになった。コスモスやひまわりなどの種や球根も購入している。

香の里史料館のパンフレットには「花畑」の紹介はない。どこに花畑があるのかも不明である。香の里史料館は、事業費約90万円のうち、約24万円を花畑の作業代や花の種の購入などに使っている。

伊香立公園管理委員会の請求書によると、作業代は時給1000円として計算されている。草刈りや耕耘作業は、2時間から8時間におよび、1人から数人が作業をしているが、実績報告書には、草刈りの写真などは添付されていない。

香の里史料館の2人の職員の給与費は約200万円で、500万円の補助金から支払われている。しかし、2人の職員は花畑作業をせず、外部の団体に作業を丸投げしていたことになる。

一方、種はコスモス、ひまわりなど。球根(品種は不明)と合わせ、約7万円以上。パンフレットには掲載されていない、広大な花畑を運営していると推定される。

 

 

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