😯2015年7月14日の記事では、大田廃棄物処分場ではなく、一歩手前の仮置き場に、無袋の大量草木や枝を搬入させていた問題を取り上げました。琵琶湖市民清掃は、たった1日の市民による一斉清掃です。主な清掃場所は、自宅付近のごみの収集で、午前中の30分から1時間ほどで終了します。にもかかわらず、ダンプカーやパッカー車にまるごと積み込んだ無袋状態の草木や枝、泥などが大量に搬入されていました。琵琶湖市民清掃の実施要綱では、「袋に入れて下さい」、「泥は地域で処分して下さい」と書いていながら、遵守されていません。積み下ろし作業では、計量せず、処分費用も支払いなし。どこのごみを集めて来たのでしょうか? その現場を目撃して「おかしい」と仰天しましたが、環境部長はじめ市職員は、問題視することもなく、談笑していました。国の環境行政を司る環境省や自治体の職員に、ぜひ現場を見てもらいたいものです。 😯

袋なしで樹木を大量搬入/一斉清掃以外のごみ?/瀬田北学区など/市民清掃№30

廃棄物処理法違反の疑いが出ている琵琶湖市民清掃では、袋詰めされていない大量の草木や枝が、自治会が手配したトラックなどで、大津市の仮置き場へ搬入されていたことが、現場の取材で明らかになった。中には、機械を用いなければ伐採できないような、大型の樹木が含まれていた。こうした状況から、市民清掃以外のごみが混入された疑いが浮上している。

7月5日に行われた琵琶湖市民清掃では、ほとんどの地域で、当日の30分から1時間ほどの間に、ボランティアの市民が配布されたごみ袋を片手に、雑 草などを集める。集められたごみは、各地域の自治会の集積場にまとめられ、自治会が手配した車両が収集、運搬することになっている。

ところが、各自治体から仮置き場に入ってきた車両には、袋に入っていない、伐採された立木などのごみがうずたかく載せられていた。「無袋」のまま搬入した学区は、瀬田北、晴嵐、田上学区など。

昨年度までの記録によると、「無袋」だったごみは存在せず、すべて「袋入り」でカウントされている。

清掃作業に参加した市民の1人は「短時間の手作業で集められるのは、せいぜいごみ袋1つか2つだ」と証言している。

7月5日 大津市の仮置き場で/大量の草木、枝などが無袋の状態で搬入。荷下ろし作業はパワーショベルで行っている。

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