補助金の不適切な使い方が問題になっている琵琶湖市民清掃問題で、下坂本学区では、清掃日の翌日に「応援協力者」への「お茶やジュース追加分」名目で支出しているが、スーパーの領収書には品目さえも記載されていなかったことが、13日までに明らかになった。

 清掃実施日の翌日の追加購入について、補助金の使途をチェックする立場にある市環境政策課の職員は「当時の担当者でないとわからない。気づかなかったかもしれない」と話している。

 問題となっているのは、2010年6月28日に、スーパー「平和堂坂本店」(大津市坂本)が発行した、額面3,842円の領収書。一斉清掃は、6月27日に行われ、下坂本学区は当日のうちに作業を終了している。24日にも、運搬協力者、役員等の「お茶やジュース代」として、同じスーパーで6,596円分を購入しているが、明細や但し書きが書かれていない。

 両日とも「お茶やジュース代」の購入は、いわば学区側の自己申告で、実際に飲み物が購入されたことを証明する書類は提示されていない。

参考資料1「2010年 下坂本学区自治連合会(翌日の飲み物代)」

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参考資料2「2010年 下坂本学区自治連合会(6月24日飲み物代)

下坂本