琵琶湖市民清掃の「実績報告書」を情報公開制度を使って入手。大津市がつくった「補助制度適正化基本方針」の8基準を基に、大津WEB新報が独自評価をしました。

坂本学区自治連合会の総合評価の結果は…?

2014年度 坂本学区自治連合会の琵琶湖市民清掃

平成26年琵琶湖市民清掃(坂本)_01

 

総合評価 Dランク

①妥当性 × 市からの補助金をオーバー
②自主性 坂本支所(市の職員)が事務を代行した形跡はない。補助金額の見直しをしていない。
③透明性 × 建設会社の使用車両について明細記載がない。収支決算書を公開していない。
④有効性  作業前、作業後の写真が添付されていない。効果の検証ができない。
⑤公平性 ×  使用車両の選定基準が不明。カマやノコギリなどの消耗品を各自治会に配布した記録が不明。自治会員がカマを持参して清掃している学区もあり。
⑥適正性 ×  市の公金が車種、台数不明の運搬謝礼として使われている。
⑦必要性 ×  地域清掃はいつでも出来る。一斉にやる意味がない。
⑧公益性  多くの住民がボランティアで地域清掃に参加した。

【この領収書はOK?】

納品書によると、2014年は、荒ナワ27、カマ12丁、ノコギリ36丁を購入しています。2013年も、カマ、ノコギリなどを32,600円で購入しています。2012年以前は、納品書がないため、購入品目は不明です。

カマやノコギリなどは、琵琶湖市民清掃の作業用として、毎年、購入する必要があるのでしょうか?自治会員が、持参するか、必要なら各自治会で別途、購入すればいいのではないでしょうか。原資は、補助金(公金)です。

img010

【この領収書はOK?】

大津市の公金を使って行なっている事業です。各会社が発行した領収書を受け取るべきでしょう。運搬謝礼を支払った側の坂本学区自治連が、同じ領収書を作成して、業者に渡したことは明らかです。

img013 img016 img012 img014