北部クリーンセンターの周辺自治会と伊香立学区自治連合会へ、大津市から約1億円の迷惑料が支出されている問題で、隣接する草津市では、草津クリーンセンター立地自治会の馬場町へだけ、交付金として300万円を支出していることが、情報公開請求より明らかになった。草津クリーンセンターのそばにある草津市岡本町、草津市若草、大津市青山などの各自治会には、迷惑料は出ていない。一方、大津市は、立地している北在地自治会だけでなく、周辺の全ての自治会や、連絡組織でしかない伊香立学区自治連合会にも、迷惑料を支出している。

大津市の場合、伊香立学区にある北部クリーンセンターから0.92kmと最も近い北在地自治会に、大津市が支払う迷惑料は約5千万円にのぼる。しかし、草津市の場合、草津クリーンセンターから、大津市青山小学校までの直線距離は、同じ0.92kmだが、青山学区に対して迷惑料は出ていない。

↓草津市一般廃棄物処理施設に係る周辺地域活性交付金交付決定通知書/馬場町に300万円

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