比叡平1丁目の市道が崩落し、通行止めで近くの2か所のバス停が使用できなくなっている問題で、大津市は「京阪バスが仮停留所を設ける」としか地元住民に説明していないことが分かった。大津市はホームページで、「通行止めのお知らせ」を発信しているが、復旧のめどや、その間の代替手段などについて説明していない。京阪バスが設置する仮バス停は、元のバス停から約500メートルもあり、住民の不自由は続いている。
朝日新聞の12月6日付朝刊によると、市道の崩落という災害に対して、大津市は、「1日も早い復旧を目指し、手続きは迅速に進めている」と復旧工事の遅さに対する弁明に終始している。これに対して、仮の停留所の設置などを検討している京阪バスの担当者は、「停留所の移設で少しでもご不便が緩和できれば幸いです」と話している。
↓大津市ホームページ/通行止めのお知らせ(比叡平1丁目)
http://www.city.otsu.lg.jp/d_news/1461802309187.html
↓京阪バスホームページより/比叡平1丁目南側道路の斜面崩落の通行止めに伴う運行経路変更等について