琵琶湖市民清掃の随意契約金と補助金が違法な支出にあたるとして、加藤英子さんら市民が大津市に返還を求めた第1回の口頭弁論が、大津地裁であった。

原告側の準備書面によると、大津市が設計金額の根拠とした額と業者の見積書がほぼ一致している点をあげ、「市と業者との間で事前に話し合っていた疑いが強い」と主張。さらに、パッカー車のコストの中に、上乗せ分が計上されているとし、随意契約の契約金額が一般廃棄物収集運搬業務より高く設定されていると指摘している。

次回の書面提出は1月15日まで。裁判は1月25日(木)11時15分からの予定。