大津市が昨年5月、大津市自治連合会の幹部だけを琵琶湖ホテルに招待し、宴会を開いていたことが、情報公開請求資料により明らかになった。この宴会に越直美市長も列席した。1人当たり6000円、61人分を公費で支払っていた。補助金を支出した大津市は、補助金を受け取る自治連合会を特別扱いしている。一般市民はこのような豪華な宴会が開かれていること自体を知らされず、招待されることもない。

宴会は昨年5月12日の午後5時30分から、自治連合会の総会終了後に始まった。会場は、60周年記念式典でも使用した琵琶湖ホテルの瑠璃の間。越直美市長をはじめ、行政改革を推進する立場の総務部長、市民の声を聞く役割の市民部長ら、部長級の幹部もずらりと列席していた。

宴会の費用は、1人6000円で、61人分366,000円。大津市が自治連合会長だけを招待する市長招宴として、これまでも年1回、琵琶湖ホテルで、公金を使った宴会を開いていた。

参考資料1「2014年大津市と自治連合会宴会/大津市出席者一覧」

平成26年懇親会/大津市出席者一覧_01

参考資料2「2014年大津市と自治連懇親会費/琵琶湖ホテル利用明細書」平成26年大津市と自治連懇親会費/琵琶湖ホテル利用明細書_01