大津市から自治会へ支払われる2014年度の報償金は、合計1億円に上ることが明らかになった。内訳は、学区自治連合会報償金(862万円)と自治会報償金(7,301万円)が組織へ、加えて、自治会長報償金(977万円)と自治連合会長報償金(453万円)が個人に渡っている。自治連未加入の自治会への報償金を合わせると総額は9,778万円。このうち、学区自治連合会長報償金453万円は、各会長の個人通帳口座へ振り込まれている。
自治会への加入率は年々低下し、64%にまで落ちている。3人に1人の市民はいずれの自治会にも加入していない。大津市は任意団体に過ぎない自治会と、役職者にだけ報償金を与え、特別扱いしていることになる。