2011年の東日本大震災が起きた約2カ月後にも、大津市は大津市自治連合会の幹部と大宴会を開いていたことが、情報公開制度で開示された資料から明らかになった。
それによると、大津市は2011年5月6日、自治連の幹部を琵琶湖ホテルに招待。1人当たり9000円を支出する宴会を、例年通り盛大に開いていた。
当時の市長は、目片信氏。市長招宴として、1人6000円を公金から支出。3000円を個人負担としている。
大震災直後とあって当時は、被災地への募金や支援の輪が広がっていた。大津市はそれとはおかまいなしに、税金を使い、自治連幹部の身内だけで盛大なパーティを開いていた。
(注釈)2011年の市民部政策監(宴会担当課)は、大西政章氏。昨年の総務部長(コンプライアンス推進課を統括)。