2014年12月26日発行
「トンデモ地方議員の問題」
相川 俊英 著(「週刊ダイヤモンド」委嘱記者)

9784799316115
号泣会見、セクハラ、謎の政務活動費・・・・・地方議員のあきれた実体が次々と明らかになってきた。人口減少により多くの自治体消滅の危機が叫ばれるなか、地方議員の残念な状況は「誰がやっても同じだ」という怒りとあきらめにつながっている。たしかに、仕事をしない議員はいる。ただ目立ちたいだけ、ただ地盤を継いだだけの議員もいる。しかし、どんなに小さな町村、市区、都道府県にもきちんと仕事をする議員は少数ながらいる。本書では、見えにくい地方議員の実態を明らかにし、報酬や活動内容、議員のタイプなどを紹介するとともに、数少ない好例や新しい動きも取り上げた。「地方創生」は、国主導でなく、住民主導で取り組むべきものだ。
~「トンデモ地方議員の問題」より~