琵琶湖市民清掃の収集・運搬を行うため、大津市が4業者と随意契約を結び、契約金額は合計約2090万円に上ることが明らかになった。4社のうち最高額は大津衛生社の約850万円。大津市は2年連続で、保有するパッカー車を特段の理由なく稼働させず、4業者に多額の税金を投入しており、市民からの批判が高まりそうだ。

3週に分けて行われる琵琶湖市民清掃は、6月18日と25日が既に終わり、7月2日に最終週が行われる。大津市は6月30日になってようやく随意契約の内容をホームページ上に掲載した。

ごみの収集・運搬の随意契約の契約先と金額は次の通り。大津市と4社の契約締結日はいずれも6月16日付。

大津衛生社 8,449,920円
大五産業 5,292,000円
タケノウチ 5,108,400円
志賀衛生社 2,035,800円
合計 20,886,120円

 

契約締結後2週間以上が経ち、2回の琵琶湖市民清掃が終了したのに、契約内容をホームページに公開しなかったことについて、廃棄物減量推進課の担当者は、「他の業務を優先して忙しかったから」と説明している。契約関係の書類は7枚だったとしている。

↓2017年6月30日14時以降に公開した「平成29年度琵琶湖市民清掃ごみ収集運搬業務委託」