大津市から伊香立学区自治連合会へ、香の里史料館の運営費用として支出されている500万円の迷惑料(地区環境整備事業補助金)のうち、約200万円を人件費が占めていることが情報公開請求の資料により明らかになった。

開示された「管理運営事業補助金監査統括表」(平成26年4月1日~平成27年3月31日)の支出項目によると、報酬として年間約150万円の給料を職員1人に支払っている。それだけでなく、臨時職員1人を雇い、約40万円の賃金を支払っている。2人の職員へ、合計約200万円が補助金より支出されていたことになる。人件費は運営事業補助金の約40%を占めている。

同館は立地条件に恵まれているとは言えない。最寄りとなる鉄道駅はJR小野駅で、直線距離で約4・5キロ離れている。特筆すべき展示品もないため、入館者数は限られている。

 

平成26年香の里史料館管理運営事業補助金統括表_01

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