大津市自治連合会の会長(当時)が昨年5月、財務や総会資料の開示を求めた市民に対して、市庁舎内の会議室に呼び出した上、「氏名と住所を言え」などと激高し、関係資料を渡すことを拒否していた。当時の主なやりとりを再現した。

市民「会長たちのポケットマネーで運営されているサークル活動ではなく、自治会員みんなのお金(補助金含め)で運営しているのですから、会員に資料を見せて下さい」

安孫子会長「おたくの学区自治連合会長に渡す」

市民「学区自治連合会長が、私に渡してくれなかった場合、どうなるのですか?」

安孫子会長「渡すだろう」

市民「渡さなかった場合ですよ。渡してくれなかった時はどう約束してくれるのですか。自治連の事務員(市役所内)に渡していただけますか?」

安孫子会長「それはできない」

市民「先ほど5月12日(2014年)の総会で了承されてからとおっしゃっていましたが、12日以降に出してくれるのですか?」

安孫子会長「監査が了承してからなので、もっとかかる」

市民「5月末までに、出すと約束してくれるのですね?」

安孫子会長「学区自治連合会長に渡す」

市民「学区自治連合会長が、渡さなかったら?」

安孫子会長「資料ぐらい出す。約束する。あんたも約束せい。氏名と住所を言え」

市民「事務員の方に名前と電話番号を伝えています。なぜ、ここで氏名と住所を言わなければならないのですか?」

安孫子会長「役員たちに、報告せなあかん」

市民「何の報告ですか?」

安孫子会長「○○の○番地(地名と地番)に住んでいる○○(人名)からこういう要求があったということをだ」

市民「そんな規定があるのですか?」

安孫子会長「あんたが本当に○○(地名)に住んでいるかわからない」

市民「自治連合会の収支を見せて下さいと言っただけで、こんな大ごとになるのが理解できません」

安孫子会長「他の役員たちから、住所もわからない人に、安孫子は何を対応していたと言われる。子どもの使いかと言われる。皆さんに報告するから住所を言いなさい」

市民「規定もないのに言いません」

安孫子会長「もう、やめよう。話にならん。あんたは腹黒い」