【ポイント】
学区自治連合会長の視察研修には、大津市の職員が必ず随行します。
- 大津市自治連合会長から、職員派遣を求める依頼文書が大津市長宛に出されます。
- 大津市は自治協働課から職員2人を派遣します。公務扱いです。
- 派遣に伴う負担金と旅費は、公金(税金)から支払われています。
- 視察研修後、市職員は報告書を提出していません。公務なのに。これでは「ただの旅行」です。
- 過去からずっと続いている、毎年の恒例行事です。
- 「公金で温泉旅行は不適切」と市民から批判を受け、メディアで問題提起されながら、何も変わっていません。
【詳細】
大津市自治連合会は毎年、春季視察研修として温泉地に向かう。その旅行に市職員2人が随行している。市職員の旅費と負担金を、公金(税金)から支出。2012年の記録によると、福井防災センターを視察した後、福井市のあわら温泉に宿泊し、18時から懇親会が行われている。翌日は、恐竜博物館や火力発電所を見学して、市役所へ戻って来ている。市職員の随行費用は、旅費が26,600円で、負担金が30,000円の計56,600円。公務としての随行のはずが、職員は報告書を提出していない。
参考資料1「2012年自治連の春季旅行/自治連から大津市へ職員の派遣依頼」
参考資料1「2012年自治連の春季旅行/自治連から大津市へ職員の派遣依頼」
参考資料2「2012年自治連の春季旅行/支出負担行為兼支出命令集合明細書(旅費)」
参考資料3「2012年自治連の春季旅行/支出負担行為兼支出命令書(負担金)」