大津市から伊香立学区自治連合会へ支出された迷惑料500万円から、“研修旅行費”として約27万円が支出されていたことが情報公開請求資料により、明らかになった。13人が参加し、温泉旅館に泊まっている。

問題となっているのは、2014年度の伊香立学区自治連合会の自治振興事業補助金(迷惑料)。2014年11月16日から11月17日の1泊2日の貸切バス旅行で、行き先は、岐阜県の中津川市役所で、昼神温泉のホテル伊那華に宿泊している。15人が参加しているが、報告書に名簿は添付されていない。

研修旅行の決算書によると、補助金(迷惑料)265,912円、補助対象外(自治会費)の53,095円、諸収入の10,013円、それに、市議会議員と連合会長、副会長、自治会長、支所長15人の積立金45万円を合わせた、計803,552円を研修旅行費に充当している。このバス旅行に参加したのは、積立した15人のメンバーと推測される。

昼食代や宴会飲み物代、二次会費は補助金の支払いになっていないが、貸切バス代、乗船代、保険代、手土産代、記念写真代などは、大津市からの補助金を充てている。

 

2014年伊香立学区自治連合会(研修旅行費)

2014年伊香立学区自治連合会(研修旅行費)_02

2014年伊香立学区自治連合会研修旅行経費決算書

2014年伊香立学区自治連合会研修旅行経費決算書_04