危険遊具の修繕について、大津市公園緑地課の言動が二転三転している問題で、市内最大規模の皇子が丘公園の遊具が、市民らに詳細な説明のないまま、ジャングルジム以外全て、8月に撤去されていたことが、大津WEB新報の取材でわかった。

小さな子どもの保護者から、「皇子が丘公園の遊具がいつのまにか撤去された。なくなるのか、それとも新しい遊具が設置されるのかまるでわからない」という情報が大津WEB新報に寄せられた。

大津WEB新報が、公園緑地課に取材したところ、「撤去した時には、大津市ホームページに掲載したが、今は削除している 」という話であった。撤去のときの短い期間しか、ホームページに出さなかったという。地域に回覧は出されていない。

大津WEB新報が、皇子が丘公園を現地調査すると、ジャングルジム以外の大型遊具の全てが撤去された状態であった。取材当日は天気がよく、紅葉の季節だというのに、親子連れの姿は見られなかった。遊具の跡地には、大津市公園緑地協会が設置した「遊具撤去のお知らせ」の立て札があった。しかし、大津市の立て札はなかった。今後どうするかというお知らせも見当たらなかった。

皇子が丘公園の遊具で楽しんでいる子どもたちの様子を撮影した「日刊!滋賀県」というブログを、参考までに紹介する。↓

http://kodawari.in/archives/1687