大津市の市政情報課が、情報公開の窓口に監視カメラを設置していた問題を、主要メディアが相次いで報道している。いずれも市役所の対応を批判する内容。いじめ問題などで情報公開の重要性を強調してきた越直美市長が、来月の定例記者会見で、この問題についてどう説明するか、注目が集まっている。

この問題を最初に報じたのは、9月1日の滋賀報知新聞(オンライン版)。独自の調査で、本庁舎に61台設置されており、県内の市町村で断トツに多いことを伝えた。

<滋賀報知新聞>

http://www.shigahochi.co.jp/info.php?type=article&id=A0021817

続いて、中日新聞が9月14日付で「バラバラ運用を見直し」の見出しで報道。市議会の動きを受けて、市民が訪れる窓口では一部撤去を検討していることを明らかにした。

<中日新聞>

http://www.chunichi.co.jp/article/shiga/20160914/CK2016091402000015.html

市政情報課は当初、大津WEB新報の取材に対し、「絶対に必要」と強弁していたが、主要メディアの報道が始まると、あっさりと態度を変えた。そして、いとも簡単に、窓口に設置していた監視カメラを撤去した。

その後、読売新聞9月23日付朝刊が「大津市、情報公開窓口にカメラ…市民指摘で撤去」 の見出しで報じると、テレビ各社も続いた。

<読売新聞>

http://www.yomiuri.co.jp/osaka/news/20160923-OYO1T50019.html

<朝日新聞>

http://digital.asahi.com/articles/ASJ9R5CMNJ9RPIHB01Y.html

<毎日新聞>

http://mainichi.jp/articles/20160924/k00/00m/040/079000c

<産経新聞>

http://www.sankei.com/west/news/160923/wst1609230076-n1.html

<NHK>

http://www.nhk.or.jp/kansai-news/20160923/5931391.html

<朝日放送>

http://webnews.asahi.co.jp/abc_2_005_20160923009.html

<毎日放送>

http://www.mbs.jp/news/kansai/20160923/00000050.shtml