大津市の伊藤康行副市長と伊香立学区自治連合会の不適切な懇親会の実態を、10月1日付の中日新聞が明らかにした。ごみ施設の立地に関して、大津市から多額の補助金を受けている伊香立学区自治連の役員5人と、伊藤副市長ら4人の市幹部が、市内の和食店で懇親会を開き、その大半を自治会側の負担で飲食していたとしている。懇親会には、自治連が呼んだとするコンパニオンも同席していた。

北部クリーンセンターの迷惑料として、伊香立学区自治連と各自治会へは、大津市から約9,650万円の地区環境整備事業が支出されている。補助金を支出する側の大津市の副市長が、接待を受けていたことになる。

伊藤副市長はもともと国土交通省の官僚で、2009年から大津市に出向。技術統括監を経て、2013年12月から副市長に。2014年6月からは、越直美市長の腹心として、一人で副市長を務めている。越市長は今年2月の記者会見で、「伊藤副市長には今、副市長1人で支えていただき、本当に言葉がないぐらいよくやっていただいていると思っています」と述べている。

↓2016年10月1日中日新聞

http://www.chunichi.co.jp/article/shiga/20161001/CK2016100102000010.html

 

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